おっとがエコバックをぶらさげて帰宅しました。お土産かな。うきうきするわたしとは反対に、おっとの顔が暗い。元気なさげ。なぜに。するとおっと、しんみり口調で「今ブリトー食べたら駄目だよねぇ」とな。へっ。わたしの頭の中はハテナだらけ。なんで今食べるの？おなかすいているの？夕飯は？で、事の顛末はこう。おっと、前に食べ損ねた「いつものブリトー」を、この週末のお供用に買って帰ろうと思ったんだって。お会計でレジの人に温めるか聞かれて、「そのままで」と言ったけど、おっととレジの人がお支払いのクレジットカードとエコバックでテンパっちゃって。そうこうしているうちにヘルプの店員さんが、ブリトー温めちゃったんだって。チーン。ちょっと袋の開いたブリトーをみつめながら語るおっと悲しげ。お気持ちお察しします。わたしだったら、その場で顔いっぱいに感情を出しちゃって気まずい空気になっただろうけど。そこはおっと、ほかほかのブリトーをしれっとエコバックにしまってお店を出たんだって。大人の対応だね。でも家に帰ってきたら悲しみが顔にあふれちゃったみたい。しかたない。おっとの気持ちも温めねば。ブリトー今ともに食べましょうぞ。おば
