さほどそれほど

おっととわたしと平凡でまあまあ楽しい日々

芳しの笹だんご

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なんでこんなにいい香りなんだろう。この週末、スーパーの銘菓フェアで笹だんごをゲットしました。四国のかたすみに住みはじめて8年。笹だんごをここで買える日がくるなんて、感慨深いです。言わずもがな新潟名物の笹だんご。餡を包んだよもぎ餅を笹の葉でくるみ、葉の両端を菅(すげ)でしばって蒸かしたもの。見た目も味も素朴なれど美味なのです。笹だんごを食べるときはまず、外袋を開けて中の香りをかぎます。すぅー。そして束からおだんごひとつとります。真ん中の結び目をほどいて、両端を縛っている菅の片方(笹の葉の根本側)を外します。菅のついている方を持って、バナナの皮をむくように笹の葉をはがします。笹をめくるとお餅が顔を出します。表面に笹の葉の筋が入っていて緑というよりは黒色のお餅。いかつい。その見た目とはうらはらに香りは爽やか。すぅー。ひとしきりおだんごを愛でたら、いざ食します。よもぎとあんこと笹の香りのマリアージュ。あっ3つでマリアージュはだめか。ならばファミーユで。とにかく合う、美味ですぅ。もうすぐ食べ終わっちゃうもん。終いは笹をきれいに折って、菅でくるくる縛って…もうひと嗅ぎ。すぅー。たまりませんな。おば