わたしは電話が苦手。でもこのところ月に１度、実家に電話をかけている。主に母。特に何があるわけでもないんだけどね。話しはじめるとあれもこれもいっぱいわいてきて。とりとめもなくわたしばかりしゃべってる。３０分、長くて１時間かな。〆はいつもわたしから。「そんなところかなぁ」「また来月電話するね」だ。電話を切ったあとになって、もっと母の話を聞くべきだったと反省する。毎回。自分で電話して、自分がいっぱい話して、自分で会話の終了を告げる。なんとも自己中心的な娘だ。ごめんね母。でもわたしちょっとだけ成長したと思う。かつては全然連絡しなかったから。いつでもできると思うと、いつまでたってもやらないもので、何か月も連絡しなかった。電話もメールもなし。親不孝ですな。今では電話は月に１度、メールは週に１度だ。きっかけは多分２０１１年３月１１日。会えるなら会ったほうがいいし、話せるなら話しておいたほうがいい。いつでも、いつまでもできるとは限らないんだ。あの日からそう思うようになった。しかも現在はコロナ禍。なかなか会えない分、せめて電話は多めにと思うのです。特に何もなくともね。何てことない話でも幸せなのです。おば
