こわかった。わたし、よく夜中にトイレに行くのですよ。行くときは眼鏡もせず、明かりもつけずに。もちろんトイレ中も、手洗い中も視界は真っ暗ぼんやりです。なぜって、面倒くさいというのもあるけど、夜中のトイレも洗面の鏡も怖いから。別にお化けとか幽れいを信じているというわけでも、見える訳でもなく、なんとなく怖いのです。今回もいつも通り、真っ暗ぼんやりの中トイレに行き、寝室に戻ってきたら、…正座する影。ひぃっ。もうびっくり漏らすかと思った（トイレ後でよかった）。ま、当然おっとなんですけどね。寝てると思ってたのに、起きてるって。暗闇で正座とか、やめてほしい。驚くわたしをよそに、おっとは立ち上がり、すたすたと。トイレでした。そうか、よかった。怖かったけど、おっとがご乱心とか思い詰めているとかじゃなくてよかった。おっととしては、トイレの順番待ちをするにあたり、トイレの前で待っていたほうが驚かせてしまうと思ったそうです。確かに。寝室に正座する人影も怖いけど、トイレから出てすぐの直立する人影はもっと怖いかも。わたし、びっくりしてグーパンチをおみまいしちゃっていたかも。おっと、眠いながらもナイス判断です。おば
愛しの〇〇
北海道フェアとか、沖縄フェアとか。そこに行けなくとも定期的に近所のスーパーにやってきますよね。レアだけど山陰フェアとか東北フェアもある。でもなかなかやってこないのが関東フェア。おっとは関東生まれ。年に１度の帰省も叶わない今、おっとはとあるお菓子をご所望していました。関東フェアならきっとくるはず、信玄餅。山梨土産の定番、餅にきな粉をまぶした餅菓子で黒蜜をかけていただくアレです。関東に住んでいるなら、山梨に行かずもがなあちこちで出会えるお菓子ですが、ここ四国の片隅ではなかなかそうもいきません。ネット通販で買えなくはないけど、けっこうな送料がかかってしまう。もう待つしかない。きっとくる、くる、キター！ スーパーでおっとがそれっぽい姿をみつけました。遠目でわかるなんて、愛ですな。ただこの信玄餅、いつものと違うんだそうだ。どうも信玄餅には２大メーカーがあって、今回きてくれたのは馴染みのないほうなんだとか。どうするおっと？ しばし商品をみつめて、うんとうなずき、そうっと買い物かごに入れてましたよ。好きねぇ。でもね、実はわたし、同じ日に売られていた仙台名物ずんだ餅のほうが好きなんだ。これ秘密。おば
万事ぬかりなく
万事ぬかりなく。いつも色々な可能性をイメージ（妄想）しているわたし。最高と最悪の両方イメージして備えています。今回は台風。熱帯低気圧のころから目をつけていて、何日も前から備えていました。晴れているうちに庭掃除、鉢植えの避難、物干し竿の回収。そして停電対策。バッテリーの充電、ライトの確認。食糧も確保しなきゃ。常備菜に冷凍ご飯。念のため蒸しパンなんかも作ってみました。飲み水は買いおきのと、足りないときのためにピッチャーや鍋に水道水をキープ。生活用水はお風呂に水をはって…と思っていたけど、なんだか時間とともに水が減ってる。漏れ漏れ。もったいないから家にある色々な容器にお風呂の水をうつしてみました。なんだか雨漏りするお家みたい。そして仕上げ閉店ガラガラ、アパートのシャッターを下ろします。何事もないように隙間もないように気持ちを込めてガラガラガシャーン。準備万端。備えのおかげかどうかは微妙だけど、わが家に被害はなく台風は過ぎ去りました。準備しすぎ？いやいや、お庭はきれいになったし、後日冷凍ご飯で作ったチャーハンは美味しかったし、浴槽の欠陥も分かったし。備あればなんとやら。無駄ではないはずさ。おば
