さほどそれほど

おっととわたしと平凡でまあまあ楽しい日々

実家色に染まる

ひさしぶりに筆をとります。空白の3か月半。何をしていたのかといえば、おっとの実家にヘルプに行ってました。2か月ちょっとかな。で、残りの1か月ちょっとは戻ってきてからやる気がでるまで。待機期間、充電期間、うーん、何していたんだろう、本当の意味の空白期間。ともあれ、ひさしぶりの帰省でした。ヘルプとはいえ、おいしいものをお腹一杯いただき、お昼寝のおまけもついていて、至れり尽くせり。唯一の難は…おっととしばらく会えなかったこと。こんなに別々なのははじめてだった。おっとどうしてるかな、ごはんちゃんと食べてるかな、不健康になってないかなって心配になる(ときどき)。でも戻ってきてみたら、部屋はきれいだし、洗濯もたまっていないし、お弁当も自作していたみたいだし。案外でき夫だった。一方わたし、戻ってきてから失敗つづき。シャンプーとコンディショナーの順番をたびたび間違える。おっとの実家の並びと、うちの並びが逆なのね。あとキッチンのレバー水栓。止めようと思ってお水スプラッシュ。これまたおっとの実家と止水吐水の上げ下げが逆なんだね。スプラッーシュ。あぁまた水浸し。すっかりおっとの実家色に染まったものだわ。おば

無欲は怠惰の基らしい

ゴールデンウィーク、どこかに行く当ても、何かをする予定も、なしなし夫婦。結局、動画配信と録画番組の消費に徹しました。何を見ていたかと言えば、日本女子プロゴルフツアー。テレビだと放送がないことや、あっても放送時間が短く、かついいところで番組が終わっちゃうなんてこともあって、この連休からゴルフ専門動画サービスのサブスクをはじめました。ゆえにツアーのある日はふたりでお昼頃から夕方までゴルフ観戦三昧です。こちらは流し見。もうひとつは前回の大河『青天を衝け』。録画したのに見ていなかった明治政府編から最終話まで13話分。こちらは集中系。1話45分の途中休憩なし。連続で見るとだいぶ疲れます。見ては消し見ては消し。せっかちなわたしは本編が終わるとすぐにリモコンの録画消去ボタンを押そうと手が伸びます。でも、本編後に「大河紀行」(ドラマの舞台となった場所の案内)という映像ナレーションが数分間あって、おっとはこれもしっかり見たい派。わかってはいるんだけど、つい。もはや条件反射です。消そうとするとわたしとそれを制するおっとの攻防13度の末、なんとか紀行も含め全話見終えて連休終了。ちょっとした達成感はあり。おば

朝ドラを見終えて②

前回の朝ドラ「カムカムエリバディ」。話の軸となっていたのがラジオ英語講座。ラジオ英語講座といえば、祖父。わたしの祖父もラジオ英語講座を聞いてた。テキストを購入して、毎回カセットテープに録音して、繰り返し繰り返し。地方で、あの時代(昭和)に、あの年齢で、いつ使うともしれぬ英語を。わたしならそう思ちゃうところだけど、祖父は何年も習慣的に聞き、復唱していた。そしてチャンス逃さず、出先でみかけた異国のフラメンコダンサーに積極的に話かけた。もちろん英語で。一緒にいたわたしは、遠巻きに眺めるだけ。ドキドキしながら祖父を待った。ラジオ英語講座で話せるようになるんだ。わたしもやってみようかな。祖父からテキストと録音テープを借りてはみたけれど、三日坊主だった。いっとき英会話スクールにも通ってみたけど、残念ながら身についていない。日々のコツコツ(鍛錬)も英語で話したいという気持ちも、わたしには足りなかったんだろう。そんなことを思い出しながら朝ドラを見ていた。ラジオ英語講座か。また聞いてみようかな。今度はいけるんじゃない?朝ドラヒロインも、かつて三日坊主だった英会話を、数十年後に再開して身につけたから。おば