さほどそれほど

おっととわたしと平凡でまあまあ楽しい日々

朝ドラを見終えて②

前回の朝ドラ「カムカムエリバディ」。話の軸となっていたのがラジオ英語講座。ラジオ英語講座といえば、祖父。わたしの祖父もラジオ英語講座を聞いてた。テキストを購入して、毎回カセットテープに録音して、繰り返し繰り返し。地方で、あの時代(昭和)に、あの年齢で、いつ使うともしれぬ英語を。わたしならそう思ちゃうところだけど、祖父は何年も習慣的に聞き、復唱していた。そしてチャンス逃さず、出先でみかけた異国のフラメンコダンサーに積極的に話かけた。もちろん英語で。一緒にいたわたしは、遠巻きに眺めるだけ。ドキドキしながら祖父を待った。ラジオ英語講座で話せるようになるんだ。わたしもやってみようかな。祖父からテキストと録音テープを借りてはみたけれど、三日坊主だった。いっとき英会話スクールにも通ってみたけど、残念ながら身についていない。日々のコツコツ(鍛錬)も英語で話したいという気持ちも、わたしには足りなかったんだろう。そんなことを思い出しながら朝ドラを見ていた。ラジオ英語講座か。また聞いてみようかな。今度はいけるんじゃない?朝ドラヒロインも、かつて三日坊主だった英会話を、数十年後に再開して身につけたから。おば

朝ドラを見終えて①

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朝の連続ドラマ「カムカムエリバディ」が最終回。ラジオ英語講座と、あんこと野球と時代劇と。大正、昭和、平成、令和にかけて三世代の女性たちが紡ぐ100年の物語。えっ、英語とあんこと…、見る前は「?」だったけど、終えてみるとなるほど。Twitterで盛り上がっているような伏線回収はあんまりわからないけど、それでもわたしは十分楽しかった。そして懐かしかった。その時代に流行ったものだったり、歌だったり、テレビ番組だったり。おっとも、実家のみんなもこのドラマを見ていたから、「あれ懐かしいよね」って会話が弾んだのもよかった。そして見ていた人の大半は思たんじゃなかろうか。回転焼大判焼)食べたいって。だって冷凍食品の大判焼も品薄だったし、たこ焼き屋さんが「大判焼」って幟をかかげだしたし、お惣菜コーナーに大判焼きがパック売りされるようになったもの。われわれ夫婦も然。食べたくなって、冷食のを買っちゃった。レンチンしたあとにトーストすると、外カリ中ふわになって乙。しばらくたい焼き派だったんだけど、大判焼きもいいね。もぐもぐ。そういえばこどもの頃もよく食べたなぁ。あの大判焼のお店、なんて名前だったっけか。おば

困った雑草

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暖かくなった。ヒーターはいらないし、部屋の扉を一日中開放して過ごせるし、日中は長袖一枚でも出歩ける。そして川沿いの桜も咲きだした。すっかり春なんだな。ただ、くしゃみがでて、目はすこぶる痒い。スギか、黄砂か。ともあれ春なんだな。わが家のお庭にも然り。びっしり敷きつめられた砂利の隙間から雑草たちがちょこちょこ『こんにちは』しはじめた。雑草が生えないように砂利を敷いただろうに、大家さん、残念。雑草パワーを侮るなかれ。ひと雨降ってさらに勢いましまし。元気いっぱい。しばらくそんな様子を愛でていたら(つまり放っておいたら)、その中のひとつが花を咲かせました。真っ赤なお花。金魚草に似ている。こんなかわいいお花を咲かせるなんて君、本当に雑草なのかい。いつもなら容赦なくむしっちゃうところだけど、その容姿に惑わされ、ためらってしまう。さらに困ったことに他の雑草も抜くに抜けなくなってしまった。あのコは抜かないのに僕らは抜くの、雑草差別反対、みたいな。そんなことを言われてるような気がして草むしりは先延ばし。今日も雑草はお庭で元気いっぱい。日に日に雑草の種類、面積が増えている。お庭が緑に包まれる日も近いな。おば