さほどそれほど

おっととわたしと平凡でまあまあ楽しい日々

困った雑草

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暖かくなった。ヒーターはいらないし、部屋の扉を一日中開放して過ごせるし、日中は長袖一枚でも出歩ける。そして川沿いの桜も咲きだした。すっかり春なんだな。ただ、くしゃみがでて、目はすこぶる痒い。スギか、黄砂か。ともあれ春なんだな。わが家のお庭にも然り。びっしり敷きつめられた砂利の隙間から雑草たちがちょこちょこ『こんにちは』しはじめた。雑草が生えないように砂利を敷いただろうに、大家さん、残念。雑草パワーを侮るなかれ。ひと雨降ってさらに勢いましまし。元気いっぱい。しばらくそんな様子を愛でていたら(つまり放っておいたら)、その中のひとつが花を咲かせました。真っ赤なお花。金魚草に似ている。こんなかわいいお花を咲かせるなんて君、本当に雑草なのかい。いつもなら容赦なくむしっちゃうところだけど、その容姿に惑わされ、ためらってしまう。さらに困ったことに他の雑草も抜くに抜けなくなってしまった。あのコは抜かないのに僕らは抜くの、雑草差別反対、みたいな。そんなことを言われてるような気がして草むしりは先延ばし。今日も雑草はお庭で元気いっぱい。日に日に雑草の種類、面積が増えている。お庭が緑に包まれる日も近いな。おば

ご近所さんとは

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世の中混沌。いろいろな意見や情報を見聞きして、思いを巡らせるも、まとまらなくてわたしは悶々、すっかり消耗してしまった。そんな2月末日昼下がり、わが家のインターホンが鳴りました。ピーンポーン。誰だろう。そっとモニターをチェックすると、そこには女性。見覚え…あるっ、上の階の方だ。用件を伺うと、うちの庭にうっかり洗濯ばさみを落としてしまったので取ってもらえませんかだって。お安い御用です。庭に出て、しゃがんで、落ちていた洗濯ばさみを手にとると、庭の塀の隙間から上の方がお子さんと顔をのぞかせていました。ふふふ。わたしも隙間からこんにちはして、洗濯ばさみを手渡しました。ふふふ。このちょっとしたご近所さんとの交流に、わたしの心はなんだかほんわかじんわり。上の方は、小さなお子さんのいる3人家族。わたしの知るのはそれぐらい。それでも気軽に挨拶するし、ときに一言二言交わす。用があればピンポンも押せる。わたしも前に一度ピンポンしたっけ。今のアパートに住んでいる方たちとはほどよい距離感で、ほどよく共存できているんじゃないかな。お互いがそう思いあえていたらいいな、平和で。ご近所も世界もやっぱり平和がいいよ。おば

早起きは苦手

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大人になったら早起きになるもんだと思っていたのに、40過ぎてもまだ早起きは苦手のままだ。朝6時半、アラームを止めて、もぞもぞうだうだしてからの伸び、猫のポーズ、そして「うぅぅあぁぁ」と唸ってから起きる。おばのモーニングルーティーン。起きるといっても体だけで、頭はまだ目覚めていないみたい。角や扉にぶつかったり、水をこぼしたり、箸を落としたり、ジャムをぬったパンをひっくりかえしたり、小惨事だらけ。でも朝ごはんを準備して食べて、ゴミを出して、仕事に行くおっとを全力でお見送る。いってらっしゃーい。苦手な朝だけど、わたしの朝の仕事と思えば、6時半に起きられるし、不満もない。でも休日はもう少しゆっくりしたい。あわよくば9時くらいまで眠りたい。でも月に1度、第2土曜日だけ早めに起きなければならない。その日にしか出せないゴミがあるから、逃したくない。しかも朝8時には収集に来てしまうから、遅れられない。休日だけど7時半に起き。先週は、金曜日が祝日で燃えるごみ、土曜日が第2で月1のゴミの日と、不幸にも2連ちゃんの休日早起きゴミ出し。ついぼやいちゃうよね。でもよくよく考えると、早起きってほど早くないね。おば